オールドホールクロックとして大変珍しいピンホール脱進機構で円盤の周りにピンを

 差したガンギ車に、シンメトリーを無視た二本の爪が左右に揺れて振子の往復運動を

 回転運動に変換します。このガンギ車のピン位置がポイントでほんの僅かな傾きや変

 形で、たちまち停止します。ピンの調整は垂直に立ち等間隔が鉄則で下手すと工具で

 触るだけでも狂い、入り爪、出爪の設定は感覚で視るのがコツで、職人泣かせの時計

 でした。

 巨大なケースから外したマシーンと錘だけをお預かりし、修理後は脚立に乗ての点検

 となります。自前の相応な振り子を提げて試験運転をしました。大きさゆえに設置場

 所には難儀しました、



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                 平成28年 8月 8日 更新   

 


修復記録から

 

1860年代 仏製 ホールクロック ムーブメントピンホール脱進機構式